里紙の色合いが好きだ。少し抑えた色調で、和紙の柔らかさを持っている。
本文の見返しやソフトカバーの表紙、綴葉装の表紙などにも使っている。
ここではちょっと贅沢だったけど本文に使ってみた。
里紙には日本の四季の移ろいにちなんだ名称がたくさんあるので、色を変えてみるのも面白かった。
見返しは柿、本文には山吹、杉、桃、わさびなどの名称のついた里紙を使った。
表紙には外の景色がすこし流れて見える当時の窓硝子をそのまま保存していた、
浜北区の保存家屋「森岡の家」(今は壊されて姿を消した)の硝子戸を使った。


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# by hontokami | 2018-08-18 18:13 | Comments(0)

手製本を学んでいる地元の大学生や高校生のために教材を作った。折り本という形式で「Link-stitch」の綴じ方の手順をまとめてみた。
これならそのページをみながら作業を進めることができる。しかも必要なときは全部を開いたままに総覧もできる。
問題は図または写真と説明との関係である。
手の動きを文字で説明するのがもどかしくて図やイラストの助けを借りるのだけど、
そもそも動きのある手順を静止画で表現するのは至難のわざだ。
4pの「クリップで止めたところの折の切り込みの外から中に糸を通す」は彼らは理解してくれなかった。
こんなの見てやるよりは先生のやっているのをみて真似したほうが絶対いい」


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# by hontokami | 2018-08-18 17:59 | Comments(0)

ぼくはときどきわけのわからないことを口走っているらしい。
じぶんでもそれを自覚することがあって、口走ったことを書きとめる。
書きとめてみると、なんか意味のあることを言いたいんだろうけど
上手く言えないんだろうなと自分で自分を分析してみる。
そんなことばが貯まってきたので、本にしようかと思った。
娘に挿絵を描いてもらった。


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# by hontokami | 2018-08-18 06:21 | Comments(0)

表紙はむずかしい。
本文を作る前から、表紙のことを考えている。そして本文を綴じながらも、表紙については迷っている。
本文を綴じ終わって、さて表紙にとりかかるとき、さらに迷う。はやく本にしたいという逸る気持ちを抑えて表紙のことを考える。
紙の厚さ、紙の色、タイトルの位置、背表紙の文字、裏表紙のこと、絵のこと、いろいろ考える。
うまくいったという経験はあまりない。どこかに不満がある。
だから表紙のデザインは人にお願いした方がぜったいにいい。作詞・作曲の関係かもしれない。

漱石の初版本の表紙などは本文に関係なくごてごてに主張しすぎて、あまり好きではない。
さりげなく、飾らず、本文にそっと寄り添うような表紙がいい。と思いながら自分でつくってみるとそうはいかない。
その真逆をいく表紙を作っているように思う。ドーダ!こんなのが出来たぞという根性が見え隠れする。
この本の表紙では、老人と船頭が会話している冒頭の光景を描いてみた。ああ、自分なりにうまく出来ているなと思った。

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# by hontokami | 2018-08-18 06:02 | Comments(0)

3人の仲間で燕岳に登った。けっこう厳しい登山だった。山荘でもらった記念のカードをみたとき、
苦労して登ったんだから、記録にのこさなくてはと思い、
これを表紙に埋め込んでデジカメに記録されたデータを時系列に並べただけの写真集を作ろう。
なんでも本にしたくなる病気だ。そのことを2人に言うと「俺のも頼む」と言って、カードを差し出された。
「3部限定にしよう」と思った。翌朝山から下りるときはもうやたらに撮った。
本に作る作業に入ったのは、実はそれから4年後だった。
出来上がって2人にみてもらった。2人ともそんなことはもう忘れていたようだった。

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# by hontokami | 2018-08-17 23:17 | Comments(2)

二俣町散策

今日は思ったより風が涼しかったので、秋野不矩美術館で開かれている藤森信照展に出掛けた。
近くに日光天然氷で作るかき氷のお店Fucu cafeに寄り、
川遊びで賑わう二俣川に沿って懐かしい二俣を歩いてきた

美術館には藤森さんの設計になる空中茶室が出来ていた。
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Fucu cafeのエゴノキ
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二俣川がおそろしくきれいになっていた。
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# by hontokami | 2018-08-17 20:06 | Comments(0)