「杏村から」(堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』)

たった600字ほどの短篇。
読むのに1分かからない。
だけど読後、半日以上もこの短篇について思いを巡らしている。
自分の過ぎ来し方にそっと寄り添っている伯母の面影。心の疼き。
「今日をわざわざやり過ごしたあとで、大事なことをそっと口にする」
伯母はいつもそうだった。

二度と戻ってこない、かけがえない人たちとの日常。


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by hontokami | 2018-07-16 20:42 | Comments(0)