わが20冊 (2)文庫カバー

イタリア旅行に行ってきた方から革製の手帖カバーをおみやげにいただいた。10年前のことである。
そのころ文庫本のカバーを自作していたので、この革製のような質感と堅さをもった文庫本カバーが出来ないだろうかと思った。
何回かの試行錯誤を経てできあがったのがこの『我が輩は猫である』のカバーだった。
地券紙を芯にした2枚の布を周辺だけ貼り合わせればしなやかな堅さがでる。
両端に柱を設け、広い柱の方にポケットをつくり、紙片を挟めるようにした。
また角の処理とか、糊の量がしなやかさに影響するなど、手製本の基本的なことが文庫カバーにもいえることがわかった。
この形はそのまま、後の手帖カバーやカード入れになっていった。


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by hontokami | 2018-08-15 18:39 | Comments(0)