そうであるべきなんだろうな

知り合ったときから
お前は野生の血を宿していた。
馴れ合うことを、甘えることを嫌っていた。
本気になって身内を仲間を護ってくれた。
そしていつも傷付いた姿でぼくの前に現れた。
あの日さわやかな秋風に足を取られそうになりながら、工房を覗いた。
そして忽然と姿を消した。
おまえにはもう護るべきものたちがいなくなった。
そうであるべきなんだろうなと思った。


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by hontokami | 2018-10-12 05:32