カテゴリ:賢治のぬくもり展( 26 )

点字本 

今回の宮沢賢治のぬくもり展では
簗場みつ子さん(岩手県在住)が打った点字本『銀河鉄道の夜』(下)と『注文の多い料理店』(上)が展示されます。

CDの普及で眼の不自由な人にも耳から本が読めるようになりましたが、
やはり両方の手で文字を追っていく点字本のほうがいいそうです。
それは私たちがやはり活字でないと本を読んだ気にならないとおなじかもしれません。

この縄で仮に縛っただけの本をどのように製本したらいいのか、本文が膨らんでいる
だけに、普通の綴じはできませんので考えあぐねています。

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by hontokami | 2012-01-15 16:30 | 賢治のぬくもり展 | Comments(0)

今回の「宮沢賢治のぬくもり展」で販売する賢治手帖です。
文庫本の大きさで全30ページというハンディな手帖です。

毎月、賢治のことばが入っています。
2月 1ヶ月に3千枚を書いたときには、原稿用紙から字が飛び出して、そこらあたりを飛びまわったもんだ。
3月 まことにこれらの天人たちの水素よりもっと透明な悲しみの叫びをいつかどこかであなたは聞きはしませんでしたか。
4月 われわれは楽しく正しく進まうではありませんか。苦痛を享楽できる人はほんたうの詩人です。
5月 これから20年ばかり一生懸命にだまって勉強しやうと覚悟していました。
6月 すべてさびしさと悲傷とを炊いてひとは透明な軌道をすすむ。
7月 惚として銀河系全体をひとりのじぶんだと感ずるときはたのしいことではありませんか。
8月 われら、まずもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばらう。
9月 ひとかけらづつきれいにひかりながらそらから雪はしづんでくる。
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10月 ありがたうわたくしのけなげないもうとよ わたくしもまっすぐにすすんでいくから。
11月 そしてわたくしはそれらのしずかな夢幻が、つぎのせかいへつづくため 明るいいい匂のするものだっ たことをどんなにねがふかわからない
12月 雲はしづかにひかって砕け水はころころ鳴っています
1月 それは全く熱いくらいまで冷たく 味のないくらいまで苦く青黒さがすきとほるまでかなしいのです。
2月 さうです。夜は水色の水が鉛管の中へつまっているのです   
by hontokami | 2012-01-11 17:50 | 賢治のぬくもり展 | Comments(0)

賢治の生原稿に思いを馳せながら作りました。

表紙は堀井博史さんの画。
銀河鉄道の乗客たちが銀河で遊んでいるイメージです。

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見返しは表紙との連続性を考えました。
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by hontokami | 2012-01-05 09:51 | 賢治のぬくもり展 | Comments(3)

『銀河鉄道の夜』

花巻の宮澤賢治記念館に展示されている宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の生原稿です。
反古原稿の裏を使い、推敲のあともはげしく、しかも未完。その魅力は尽きません。

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by hontokami | 2012-01-04 20:20 | 賢治のぬくもり展 | Comments(0)

例年掛川駅の構内「これっしか処」で開かれている手製本展のお知らせです。
1月31日(火)~2月26日(日) 9時から17時まで
です。お近くに来られた折には、ちょっと覗いてみてください。

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by hontokami | 2012-01-02 22:14 | 賢治のぬくもり展 | Comments(0)

賢治のぬくもり展

1月31日~2月26日
掛川・「これっしか処」での手製本展の参加者は
・井上奈穂 ・中畑安希 ・村松春葉 ・折金紀男 に
あらたに
・中畑喜之(浜松市 溶接師) ・堀井博史(島田市 書家) ・簗場みつ子(岩手滝沢村 点字本作家)
の方々が参加してくれることになりました。どのようなコラボになるのか楽しみです。

堀井博史さんのドロッピング手法による「宇宙」

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by hontokami | 2011-12-17 15:37 | 賢治のぬくもり展 | Comments(0)